「ブルーオーシャン・ドーム」は、特定非営利活動法人ゼリ・ジャパンが手掛ける大阪・関西万博の民間パビリオン。
「海の蘇生」がテーマになっており、
- 漁礁の減少
- 海水温の上昇
- 気候変動による大災害
- プラスチック汚染
など海が直面している問題と、環境保護の考え方について来場者が楽しみながら学べます。

でも具体的にどんな体験が出来るの?子どもも楽しめる?
と思う方向けに「ブルーオーシャン・ドーム」の
- パビリオン内容やおすすめポイント
- 所要時間・当日予約について
- 子どもが楽しめるか
を徹底的に調べてまとめました!
ブルーオーシャン・ドーム
有名建築家・坂茂氏が設計した「ブルーオーシャン・ドーム」は、水をテーマにした3つの美しいドーム型の外観が特徴。
3つのドームそれぞれで別の体験をしながら、海洋生態系や環境問題について学べるパビリオンです。
海の生態系と環境問題が学べる
水・海がテーマの美しいパビリオン
- エンタメ度:
- 学べる度:
- 子どもが楽しめる度:
- 所要時間:30分間
- 予約の必要有無:事前予約・当日予約
- 運営時間:9:30~21:00
- 年齢制限:特になし
\ 大坂・関西万博パビリオン紹介ページ /
ブルーオーシャン・ドームの見どころ


「ブルーオーシャン・ドーム」の見どころは
- 「水の循環」を体感できる展示
- 球体LEDの巨大スクリーンで学ぶ
「海洋問題」 - 海洋問題を学ぶワークショップ
- 持続可能性を表現するユニーク商品
海の環境問題に関しての展示がメインの「ブルーオーシャンドーム」は、3つのドームを巡って学びを深めていく構成になっています。
順序立てて理解を深めることができるため、海の生き物に興味のある子どもにとっては新しい学びになるパビリオンです。



持続可能な未来についての展示は大阪万博全体のテーマだけど、ブルーオーシャン・ドームは「水・海」がテーマ!
①「水の循環」を体感できる展示


ドームA「循環」は、海の重要性や水の循環について学べるエリア。超はっ水塗料を施したアートインスタレーションがあり、これがSNSでも話題になっています。
BLUE OCEAN DOME
— tuti. (@tuti_ura) April 16, 2025
水がこぼれそうでこぼれないこの場所は
許されるなら1日見ていたい
この先の球体LEDを用いた超特大スクリーンは、少し怖いくらい綺麗な映像で海の現実を見る事になります。
海洋プラスチックは2050年には魚の量を超えるらしい。#大阪関西万博 #ブルーオーシャンドーム pic.twitter.com/vaRcRMqY7L
水という物質を新鮮に感じ直す体験を通して、来場者は水の特性を学べます。



このピタゴラスイッチみたいな水の循環を見る装置は子どもが興味もちそう!
②球体LEDの巨大スクリーンで学ぶ
「海洋問題」


ドームB「海洋」では、球体LEDの巨大シアターで
- 海洋の汚染
- 生態系の危機
を描いた迫力のある映像が上映されます。
③ ブルーオーシャンドーム⭐︎⭐︎⭐︎
— 四葉まる (@yotuhamaru) April 17, 2025
「海の蘇生」をテーマに環境保護の考え方を学べる。
水を使った造形と巨大スクリーンの美しい映像が素敵でした✨ pic.twitter.com/bMScdylr1i
サンゴ礁の白化や、プラスチック汚染の実態が体験できる映像は、高画質で非常にリアリティがあり、海洋世界に没入する事が出来ます。
③海洋問題を学ぶワークショップ


人類が直面している課題と、それに立ち向かう人々の取り組みを紹介するドームC「叡智」。
国際的な海洋保護プロジェクトに関するイベントやワークショップが開催されることが特徴です。
特別イベント「レンゴーウィーク」
✅イベント名:「レンゴーウィーク」
✅期間:2025年5月19日~25日
✅内容:
レンゴー株式会社が主催するイベントで、段ボールや紙の技術を活用したサステナブルな取り組みが紹介されます。生分解性のセロファンを使用した藻場再生プロジェクトや、スチロール製魚箱を段ボールに切り替える実証実験などを展示予定。
他にも、世界のソーシャル・イノベーターによる「海と保全と繁栄」実現に向けた国際シンポジウムなどが開催予定。
持続可能性を表現するユニーク商品
パビリオン内には、持続可能性のメッセージを伝える面白い商品が販売されています。
- 『海と山の超純水』
- 『あおいほしのあおいうみ』限定版
『海と山の超純水』


『海と山の超純水』540円(税込)
『海と山の超純水』は、大阪・関西万博2025のブルーオーシャン・ドームのドームC「叡智」のカフェスペースで提供されている特別なスープです。
締めくくりとなる空間では、国内外の有識者によるイベントやドキュメンタリー映像を通して、海を取り戻すための道すじを提示。料理研究家の土井善晴氏による味覚体験『海と山の超純水』や、パビリオンの内容を凝縮した書籍の販売も行います。建築家の坂茂氏による、竹、CFRP、紙管を構造材としたドーム… pic.twitter.com/eKmVABSvhZ
— 日本デザインセンター (@ndccojp) April 15, 2025
『海と山の超純水』はただの飲み物ではなく「味わう展示」として位置づけられている体験型の食品で
人の手が加わる以前の自然の恵みを、一杯のカップに表現したもの
がコンセプト。料理研究家の土井善晴先生が企画・監修しています。


スープは、混じり気のない海の塩と、熊野古道の天然水を使用しており、ほんのりとした塩味が特徴。
来場者が海や山の自然環境について考えるきっかけを提供することを目的としています。



丸みのある容器が可愛いね。
万博 ブルーオーシャンドーム、土井善晴さん監修の塩水。映写を見た後で、なかなか味わい深い。 pic.twitter.com/HDR9ppa5SF
— トシやん@赤gixxer@コペン来ました (@ToshiGixxer1red) April 16, 2025
『あおいほしのあおいうみ』限定版


「『あおいほしのあおいうみ』限定版」2,200円(税込)
『あおいほしのあおいうみ』は、大阪万博2025のブルーオーシャン・ドームで販売されている特別な絵本・ビジュアルブック。
ブルーオーシャン・ドームのコンセプトである「海の蘇生」に関連した内容となっており、パビリオンの体験を自宅に持ち帰り、継続的に海洋環境への関心を持ち続けるためのツールになります。
万博会場でのみ購入できる限定版には特別付録がついており書籍の内容をより深く理解するための資料や情報がついています。
大人から子どもまで楽しめる内容になっているので、学び・記念になる一冊になりそうです!
運営時間・所要時間・施設情報
- パビリオンの運営時間は、9:30~21:00
- 所要時間は、約30分間 です。
ユニバーサルサービス サポート | 対応可否 |
---|---|
車椅子 | |
ベビーカー乗り入れ | |
妊娠中の利用 | |
アシスティングドッグ (盲導犬・介助犬・聴導犬) |
予約の必要はある?
「ブルーオーシャン・ドーム」は予約・抽選対象のパビリオンです。
パビリオンの予約方法は4つあり
- 2か月前抽選
- 7日前抽選
- 空き枠予約
- 当日登録
枠が空いていれば当日予約・当日入場も出来ます。平日は割と当日予約も出来る事がSNSで確認できました。
当日予約が出来たブルーオーシャンドーム🫧
— etto@大阪5/29午前 (@etto1144) April 14, 2025
海の環境問題の映像がとても凄かった🐋
大阪のオバチャンが見たいって言ってた2億円のトイレ発見🚻w
#EXPO2025 pic.twitter.com/A3RLm1B2MT



平日は他のパビリオンも当日予約が出来るケースが多そう。でも休日は混雑するので、人気の民間パビリオンに行きたい人は事前予約がおすすめ。
パビリオンの場所は?


「ブルーオーシャン・ドーム」は、大阪万博会場内の西ゲートゾーン(ゾーンW)に位置しており、民間パビリオンが並ぶ大屋根リング外側にあります。
近くのパビリオンは
- 「GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION」
※ガンダムのパビリオン - 「よしもと waraii myraii館」
- 「ORA外食パビリオン『宴~UTAGE~』」
パビリオンの中でもトップレベルの注目を集める「GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION」は予約して体験したいパビリオンの1つ。


「よしもと waraii myraii館」には、広場全体が畳になっていて、靴を脱いでくつろげるスペースあり。毎日3回日替わりでステージパフォーマンスがあるので、休憩がてら寄るのも◎


「ORA外食パビリオン『宴~UTAGE~』」はフードコートのように色々なグルメが楽しめるパビリオンなので、ランチや休憩にぴったり!


「ブルーオーシャン・ドーム」に行く際にあわせて予約をするのもおすすめ◎
パビリオンデーはいつ?
民間パビリオン出展者が会期中の1日を選んで実施する参加催事=パビリオンデー。
「ブルーオーシャン・ドーム」のパビリオンデーは現在明記がされていない状態ですが、
2025年6月8日(日)
にEXPOアリーナ「Matsuri」にてFM802(大阪のFMラジオ局)とのコラボレーションによる音楽フェスが開催されます。
海を愛する様々なアーティストによる音楽ステージ、海を身近に感じる飲食、アート展示など、1日限りの「海のお祭り」を体験できます!
アテンダントユニフォーム


「ブルーオーシャン・ドーム」のアテンダントユニフォームは、ファッションデザイナー・津村耕佑氏がデザインを担当。
- 海にちなんだネイビーカラー(濃紺色)が基調
- 魚のヒレのようなあしらいを施した、取り外し可能なポケットが特徴
会期終了後も海に関わる人々を中心に永く活用できるよう、機能性を重視したデザインとなっています。



万博の会期終了後に、海に関わる人のところにユニフォームが渡るの素敵。
子どもにおすすめのポイント
「ブルーオーシャン・ドーム」における
- 子どもにおすすめのポイント
- 注意が必要なポイント
をまとめます。
- 海洋・環境問題について学べる
- 球体LEDの巨大スクリーンで鑑賞するストーリーは海の中にいるような没入感
- ワークショップやイベントが豊富
- 味わえる展示『海と山の超純水』
- 平日なら当日予約できる可能性高い
- エンタメ的なパビリオンではないので、小さい子どもは退屈する可能性あり
- 味わえる展示『海と山の超純水』が意外と高い
- 休日・混雑日は事前予約が必要
「ブルーオーシャン・ドーム」は海の環境問題に関して学べるため、子ども達の視野が広がりそうです。
料理研究家の土井先生監修のスープはSNSで密かに話題になっているので、試してみる価値あるかも…!
まとめ
ゼリ・ジャパンが出展する
「ブルーオーシャン・ドーム」は、、
- 海洋生物・環境問題が学べる
- 球体LEDスクリーンで海の中にいるような没入感のある映像体験
- ワークショップやイベントが豊富
万博らしい「学べるパビリオン」の1つです。



海洋問題のスペシャリスト達が出展するパビリオンだから、海洋問題の最新情報に触れられます。子どもの知見を広げられるいいパビリオンだね。